【8月13日(日) SC相模原戦】マッチデープログラム
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★安在達弥選手インタビュー★
安在達弥の挑戦に迫る!「サイドバックの概念をすぐにぶっ壊せたことが一番大きかった」。
Q:前半戦を上位で折り返すことができました。ここまでの戦いを振り返って率直に感じていることを教えてください。
自分たちがやりたいことと求められているものがある中で、それをチームみんなで少しずつ積み重ねてきたことが、前半戦の最後に6試合負けなしという形で結果に繋がったと思います。
Q:今季はビルドアップ時にキーマンとなる役割を任せられています。どういうところを意識していますか?
今季は、空いているところにちゃんと人が立つことを求められています。その時に最初の立ち位置から内側に入ったり、もう一個前でのところに入ることが多いですが、そこは他の人とのバランスを見ながら、空いているところを見て、考えながら、どこに立つのがベストなのかというのを試合中は探しながらやっています。
Q:昨季までも立ち位置を考えながらプレーすることが多かった安在選手ですが、今季の新たなチャレンジは自分自身のやりがいや成長にどう繋がっていますか?
今年は、チームとしてこういうサッカーをするというのを知った時に、元々自分で考えながら立ち位置を取ることを意識していたので、求められていることがすぐに理解できすごく入りやすかったです。今までは多少、自分本位なタイミングで立ち位置を決めていたので、試合によってプレーを変えていましたけど、今年は、状況を見ながらどっちに立つべきか、このタイミングで入らないとダメだよねという正解があるので、とにかくそこを逃さないように意識していますね。
Q:そういうサッカーの中で自分自身、成長を実感できていますか?
今までのサイドバックの概念をぶっ壊してもらえたというのが、今年一番大きな出来事で、それを自分としてもすぐに壊せたことが一番大きな成長だと思います。今までならサイドに張ることが従来のサイドバック像としてありましたが、実際に今やっているサッカーは全く違うので、そこを気にする必要がなく、その辺は自分自身にとっても大きかったと思います。
Q:その概念を壊すことは今までの成功体験もある中で決して簡単なことではないと思いますが、どう自分の中で受け入れていきましたか?
自分の場合は、今年はこういうサッカーをするよとなった時に、まず面白そうだと思ったことが1番ですね。最初は探り探りやっていましたが、その中でここに立ったら簡単に前進できたという成功体験が増えてきて、それが積み重なっていったことで自分の自信になっていることが大きいと思います。
Q:大きな成功体験を掴めたのはどの試合でしたか?
シーズン前の練習試合から感じることはできていましたけど、一番は、讃岐との開幕戦ですね。結果的には負けてしまいましたが、開幕戦で相手のプレスに全然はまらなくて、チームもボールを動かして攻めることができていた試合だったので、このサッカーを続けていけば結果が出るというのを同じカテゴリーとの公式戦で感じられたのは、チームとしても自信になったと思っています。
Q:後半戦がスタートしました。ここからどんなチームへ進化していきたいですか?
取り組んでいることはたくさんあって、それによって自分たちの手札は増えてきています。それをみんなで、相手を見ながらどこから攻め込んだ方がいいか、どこに誰が立った方がいいかというのを日々積み重ねてきているので、そういう部分をより共有できれば、相手から守りづらいと思わせることができると思います。
今年は逆にうまくいっていない試合でも自分たちで時間を使いながらゲームを終わられるという守り抜ける自信もついてきて勝点を拾えるチームになってきている実感があります。このまま自分たちがやりたいサッカーを追求しながら、みんなで一つずつ積み重ねられるようにしたいと思っています。
Q:うまくいかない時でも負けないチームになってきた要因はどこにあると感じていますか?
日々の練習の強度が上がっているので、うまくいかない時でも最後まで走り切れたり、球際に寄せたり、そういった部分が勝ちに繋げられている要因だと感じています。
Q:最後に今節は相模原との対戦になります。意気込みを聞かせてください。
相模原は順位的には調子が良くないのかもしれませんが、J3はどのチームも差がないと思っています。自分たちがやってきたことをどれだけ相模原に対して出していけるかというところが勝負になります。そのためにしっかりと準備をしてきたので、勝ちたいと思います。