【7月1日(土) ギラヴァンツ北九州戦】マッチデープログラム

2023/07/01

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第16節 ギラヴァンツ北九州戦

 

★鈴木拳士郎選手インタビュー★

「沼津市=アスルクラロ沼津というイメージが定着するクラブになりたい」。地元出身の鈴木拳士郎が“沼津愛”を語る。

 

7月1日に行われる明治安田生命J3リーグ第16節ギラヴァンツ北九州戦は、沼津市制100周年記念マッチとなる。この地で生まれ育ち、地元愛も強いMF鈴木拳士郎選手にホームタウンの沼津市の魅力やこのクラブが目指す地域貢献について語ってもらった。

 

Q:2017年にJリーグに参入し、静岡県東部地域にプロクラブが誕生しました。地元にプロチームができるというのはどんな心境でしたか?

まずは嬉しかったですね。自分が育ててもらったチームなので、いずれはプレーしたいという気持ちもありました。このクラブに少しでも恩返ししたいと思っていたので、予定よりも早く加入しましたけど、(2020シーズンに)加入できたことが嬉しかったです。僕らの時は東海リーグで、(プロクラブになるのが)そこまで早くないだろうと思っていましたが、トントン拍子でJリーグまで来たので、すごく努力したんだろうと感じていますし、そういう環境を作ってもらえたことに感謝しています。

 

Q:今後、このクラブが沼津市でどんな存在になって欲しいですか?

沼津市=アスルクラロ沼津というのを最初にイメージとして出てきてもらえるようなクラブになりたいです。まずはサッカーをきっかけに全国の方に沼津市を知ってもらいたいですし、そうなれるクラブを目指していかなければいけないと思います。チームが強くなればなるほど、たくさんの方に知ってもらえる機会が増えると思います。僕もサッカーをきっかけに他県を知ることが多かったですので、その為にも僕たちが結果にこだわって頑張って、一人でも多くの方に沼津を知ってもらい、良いところだと感じて来てもらえるようになったら嬉しいです。

 

Q:沼津市出身で良かったと思うところはありますか?

沼津市には海もあって、山もあります。そういった自然豊かなところが僕は好きです。子供の頃から自然が大好きで、山にクワガタを捕まえに行ったり、学校が休みの日には千本浜や片浜海岸に友達と自転車で釣りに行ったりと、ずっと外で遊んでいました。そういう環境で暮らせたことはすごく良かったと思っています。

 

Q:大学時代は関西で過ごし、プロ2年間は香川県で生活していたと思いますが、他県での生活を経験したことで改めて沼津市の良さを感じることはありましたか?

大学の頃は大阪に住んでいましたが、自分は改めて自然が好きだなと思う機会がありました。香川県は沼津市と似ているところもありますが、やっぱり沼津の方がクワガタを捕まえられる山も多いですし、キャンプなど家族で遊べる場所が多い印象でした。さらに新幹線も通っていて、東京にもすぐに遊びに行けますし、すごく生活しやすいと感じています。

 

Q:サッカーをする環境はどうですか?

静岡県はサッカーができる環境が多いなというのは感じています。静岡県はどこでもグラウンドがありますし、サッカーをやる上でも良い環境だと思います。

 

Q:沼津市の誇れるところはどんなところですか?

最初に思い浮かぶのは、沼津港の海鮮ですね。友達が沼津へ遊びに来たら、絶対に沼津港に連れて行くので、誇れる場所だと思います。昔は貝類が食べられなかったんですが、友達と一緒に沼津港へ行くようになって、牡蠣もハマグリも好きになりました。そういった新鮮で美味しい海鮮を食べられる環境があることは沼津市の魅力の一つですし、そういう環境に居られることは嬉しいです。

 

Q:昨年、クラウドファンディングによる照明改修の支援があったことで今節初めてのナイトゲームを迎えます。

多くのスポンサー様や地域の方、全国の皆さんが協力してくれたことで今日のナイトゲームができます。僕らも夏場の昼間の時間帯に試合をやるのはキツかったですし、そこは本当に感謝しなければいけません。たくさんの方々が協力してくださり、ツイッターなどのSNSで拡散してくださったおかげで実現できたナイトゲームなので、周りの人に感謝しながら闘わなければいけないと思っています。

 

Q:ピッチ上では結果を残すことがプロクラブの宿命です。今季は開幕前に「優勝を目指したい」と語っていましたが、現在の手応えはどうでしょうか?

ここまではどのチームと対戦しても『これは勝てないな』と感じた試合は1試合もありません。そこまで悲観せず、(優勝に向かって)進むことができているとみんなが感じていると思います。『相手よりもできる』という過信した自信ではなく、『自分たちのサッカーが通用する』という自信もあります。ただ勝ち続けるためには最後のフィニッシュだったり、本当に細かいところで勝つことができていないので、自分も含めた前線の選手がもっとシュートにこだわっていければ優勝を狙えると思っています。今年は優勝を本気で狙いたいですし、優勝できれば何かしらの変化も起きると思うので、最後までブレずに優勝を目標に掲げていきたいと思います。

 

Q:改めて最後に今節北九州戦への意気込みを聞かせてください。

最近は、前線でのプレーも増えているので、得点に絡みたいですし、一点でも多くのゴールを取って、来てくれるサポーターを楽しませたいという思いがあります。ただ勝つだけじゃなく、また来たいと思ってもらえるようなサッカーを見せたいです。あとはクラブ初のナイトゲームで、かつ沼津市制100周年記念マッチになるので、多くの沼津市民の方々が見に来てくださってると思います。そういう方々に勇気を与えられるようなゲームを見せたいですし、自分たちのサッカーも含めて沼津市が良いところだと知ってもらいたいので、沼津市全員、アスルクラロファミリー全員で結束して、絶対に勝利を届けられるように頑張ります!