【9月16日(土) ギラヴァンツ北九州戦】中山雅史監督 試合後コメント

2023/09/16

立ち上がりは相手の強度に押されていた部分があって、なかなか自分たちがやろうとしていることができなかった。そこから徐々にですが、相手の圧に慣れてきて対応できたのは良かった点だと思います。
そこのところを最初からやり切らないと相手の圧に押されてしまい、結果として、最悪の場合は失点につながりますし、そこで失点をしてしまうと自分たちを苦しめることになりますので、自分たちが強くならないといけないと反省しています。
やれることをやってはいますが、その強度をもっと上げなければいけませんし、上がっていかなければ勝てない。そういう事を思い知らされた試合であり、そこに気付けた試合でもありました。
相手に押し込まれたシーンもありますし、スピードやパワーで押されたシーンもあります。そこを耐え切ったのは一つの成果として褒めたい部分と、これからもっと高めなければならない部分だと認識して、改めて練習から取り組まなければならないと感じました
相手の圧をどう交わしていくのか、または自分たちが自分たちのペースを構築しながら攻撃に繋げ、自分たちのペースで試合を展開できるようにするには、相手次第というより、自分たち次第だと強く感じています。
つまり、まだまだやれることがあるのにやっていないということになりますので、もっとハードワークをしなければなりません。それは身体のハードワークだけではなく、頭のハードワーク(相手の狙いや、やり方、そこを受け止める方法などを瞬時に考えること)も突き詰めなければならない試合でした。
こういった苦しい中で点を取れた、勝利を手にしたことは選手の大きな力だと思いますので、そこは素直に褒めたいと思います。
ただ一つの勝利に満足することなく、次に勝利をし、一つ、二つと連勝を伸ばすことが重要であり課題であると考えていますので、次の試合に向けて今日の内容をしっかりと受け止め、自分たちが何を高めていくのかに焦点を当てて、トレーニングから全力で取り組んでいきたいと思います。

試合開始時間が遅れたにもかかわらず現地で熱い応援をしていただいた皆さん、DAZNで熱い応援をしていただいた皆さん、ありがとうございました。