【10月1日(日) いわてグルージャ盛岡戦】マッチデープログラム
いつもアスルクラロ沼津を応援いただき、ありがとうございます。
今シーズンもホームページにてマッチデープログラムをご覧いただけます!!!
★徳永晃太郎選手インタビュー★
今季、更なる成長を実感する徳永晃太郎。「自分のプレーが固まってきた」
Q:今季ここまではどんなシーズンを過ごせていますか?
コンスタントに試合に出場できて、チームとしても上位に食い込めていますし、自分のプレーが固まってきたというか、モノになってきたという感覚がすごくあります。安定してきたなという思いでプレーできています。
Q:どの辺りが具体的に『固まってきた』と感じていますか?
チームのやりたいことに対して自分のベースとなるところでの攻撃でアクセントをつけるところだったり、ボールを失わないところ、攻撃の起点となるパスや運動量の部分で、チームに貢献するところは去年と比べても質が全体的に上がってきているんじゃないかなと思っています。
Q:今季はかなり成長を実感できていますか?
そうですね。相手のことが見えてきたなと感じることが多くなりました。それは恐らくメンタル的なところが大きいのかもしれませんが、自信を持ってプレーできているのかなと思います。
Q:どのように相手のことを見ながらプレーできるようになっていった感覚ですか?
練習が変わったことが大きいと思いますけど、対戦する相手のことを見て自分たちがプレーしていくというか、相手の立ち位置がこうだから、このポジション取りを取るとか、そういう部分を教わって、そこから自分で気づいてそれを試合で実践することを繰り返して、試合で出た課題をまた次の練習で取り組み、試合で実践するという良いルーティンができていることが1番大きいと思っています。
Q:1週間のサイクルの中で個人としても積み上げができているということですね。
例えばこの前3連敗をした時は、ボールが回らないから自分がいっぱい受けようと思って動き過ぎていたところがあったので、ポジショニングを改めて考えた時に、その辺りが1番変わったところだと思いましたね。
Q:その3連敗でポジショニングの部分で気づいたことを教えてください。
相手が研究してきて僕とスガくん(菅井拓也)のところに人数をかけて捕まえにきているので、あえて自分が引っ張ったり、そこに留まることで味方にプレーする時間を与えてあげるというか、自分がプレーしやすいということだけでなく、味方がやりやすいように自分がボールを受けられなくても相手を引きつけて、時間を与えてあげるところを意識したり、タイプ的にも相手に捕まってしまうと負けてしまうので、常に中間ポジションを取るように意識しています。
Q:最適なポジションは経験で培ってきたものが大きいですか?
そうですね。そこは意識し続けて得られた感覚だと思います。去年は、自分がボールを受けて展開していきたいということを考えていましたが、もちろん自分のところに入ればそこは変わりませんが、あえて寄らないことで味方が突破できるようにと考えられることが増えたのかなと思います。
Q:自分の中での成功体験になった試合はありますか?
第7節の松本戦は、結構良かったと思っています。もちろん寄って引き受けることもあれば、MFとDFの間で前を向けるシーンとかもあったので、その試合はポジショニングが結構良かったと思います。
Q:チームとして流動的な立ち位置をとってボールを回していくのが特徴だと思いますが、周りとの立ち位置の関係性を作る上で心がけていることはありますか?
それこそ(持井)響太が僕よりも攻撃的な選手で、アイツあってこその僕のポジショニングだとも思っているので、多分、響太じゃないと僕のやることも増えると思います。アイツがいたからこそ、自分のポジションも確立できたと思います。今はいなくてもうまく合わせられるようになったとは思いますが、最初は響太が攻撃的で、僕が中間というのがハッキリと分かれていたので、そこは最適なポジションを見つけていく上で良かったのかなと思います。
Q:持井選手とは段々とお互いに補い合える関係性になってきましたか?
基本的には役割は変わりませんが、最近は(インサイドハーフを)響太がやらない時もあるので、そういう時はアイツが出ている時はこういうところに立っているから、自分も意識してみようとか、そういう考え方を持てるようになってきていますね。
Q:沼津加入後は、ここまで上位争いができているシーズンがなかったわけですが、それができている現状はどうですか?
やっぱり楽しいですよ。やりがいがあって、今までは結果が伴わない中で苦しいシーズンばかりだったので、勝つことによってこんなにもメンタル的にも、取り組む姿勢も、チームとしての雰囲気も変わるんだなと噛み締めながら、練習していますね(笑)。練習はキツイですが、それが全然苦ではないですし、楽しくやらせてもらっています。
Q:残りシーズンはどう締め括っていきたいですか?
今の順位にいるなら優勝を目指していくのは当たり前で、首位とは勝ち点が離れてしまっていますけど、可能性はゼロではないので、そこを目指してやっていきたいです。
Q:個人としてはその目標に貢献するためにどんな活躍を見せていきたいですか?
やっぱり数字のところですね。今はまだ4アシストなので、J3の中でアシストを一番できる選手になりたいですし、ゴールもまだ1点しか取れていないので、そういうところで目に見える数字として、チームに貢献できる選手になっていきたいです。結果を求められる上で数字を残さなければいけない。そこで結果を残せれば、個人としても価値を上げることに繋がると思います。今まではゲームを作ることだったり、自分自身に足りないところにフォーカスしてきましたが、今は結果にフォーカスしなければいけないので、そこに目を向けて自分の成長にも繋げていきたいです。
Q:最後に岩手戦に向けた意気込みを聞かせてください。
もちろん勝利を応援してくれている方に届けたいですし、個人としてはポジショニングやパス、セットプレーのキックを見てもらいたいです。あまり派手な選手ではありせんが、やっぱりキックは自分の武器ですし、注意深く見てもらえれば、僕の良さを分かってもらえると思うので、皆さんにはキックを見てもらいたいです。それが結果に繋げられるように頑張りたいと思います。